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第7回  栗山 義徳様  インタビュー
栗山義徳様 訪問日 2005/3/23
氏名 栗山 義徳(くりやま よしのり)様
卒業期 第13期
卒業学部 経済学部
部活
(サークル)
学友会
勤務先 株式会社クリヤマ

本日は13期の卒業生 栗山 義徳さんにお話をお伺いいたします。 どうぞよろしくお願いいたします。

大学生活
栗山さんは第何期でどちらの学部ご出身ですか?
栗山 昨年卒業しましたので、第13期生で出身は経済学部です。
ですが、私の場合は専門学校を卒業して、その後に明海大学に編入という形で3年生から入学しました。
そうですか。
専門学校を経て明海大学に編入しようと思ったきっかけは何だったのでしょう。
栗山 まずは経済学を学びたかったというのがあります。 その時専門学校の先生方に進められたのがここ明海大学でした。 また、比較的東京に近いという立地条件や、キャンパスの明るく清潔なイメージ等も気に入りました。
明海大学は建物も新しく綺麗ですよね。
ところで専門学校では何を専門に学ばれていたのですか?
栗山 パソコン関係です。
若干違った事はしていたのですが、元々経済には興味があったんですよね。
なるほど。
では経済学部に入られてから特にどのような事を専門的に学ばれましたか?
栗山 国際経済学です。
3年の編入の時点で専攻させていただきました。
教えてくださる中澤助教授がとても魅力のある方でした。
私は実家が新潟なんですが、最近起きました震災の時も中澤助教授達と 一緒に災害活動を行いました。 今でも交流がありますね。
明海大学は、先生方と学生さんのコミュニケーションがさかんですよね。
それにしても震災に関しては大変な思いをされましたね。 ご実家は被災エリアだったのですか。
栗山 被災エリアですがそれほど被害が大きい地区ではないです。 もっとひどい場所がたくさんありますので。実家のこともありましたが、 明海大学のボランティアスタッフとともに、私もボランティア活動に参加させていただきました。
さて、話は変わりますが、学生時代にサークル・部活には所属されてましたか?
栗山 学友会に参加していました。
特に思い出深いイベントなどありましたか?
栗山 学友会のイベントで、年に2回学友会以外の学生も含めて旅行に出かける機会があるのですが、 そこに参加した時のことが強く印象に残っています。
学友会に入りたての頃で、一応私は実行委員の立場で行っていますので、 同じ立場の学生をおもてなしするホストという立場で参加しました。
しかし、正直、同じ学生として参加しているのに、 何故こんな風にもてなさなければならないのかという葛藤がありました。
それは栗山さんも同じ参加費を払って参加されているのですか?
栗山 いや、参加費自体は私達も一般在校生達も無料です。
ただ、旅行後に反省会がありまして、「今回はエスコートがあまり良くなかった。」なんてなりますと、 一体何故自分達がそこまでしなければならないのか、という思いが抑えられなくなる事があるんですね。
同じ学生ですからそういった思いはあるでしょうね。
栗山 はい。先生方に気を使ってお酒を注いだりするのも、最初は受け入れられませんでしたね。
なんだか媚びているみたいで、それが嫌で。
見方によってはお得意先の接待みたいですよね(笑)。
栗山 でも、会を重ねる毎に、こうした気持ちは変化していきました。
年配の方であれ同年代の方であれ、もてなすという行為はその人に 敬意を払ってよく知り合うためのきっかけ作りで、 とても恵まれたことなのだと思うようになりました。
もちろん社会に出れば当たり前のように行われていることで、 みな媚びてるわけではないということが実感できました。
実際今の社会生活にも大きく役立っているんです。
強制ではないけれども、「やらされている」と思ってしまいますと、 どうしてこんな事をしなければならないんだという思いになってしまいますものね。
栗山 そうなんです。自分で納得している行動なら真剣に取り組めますしね。
だから振り返りますと学友会では本当に貴重な経験をさせてもらったと思います。 他の人達がそういった事をしていない中で、自分はそれが自然にできるというのは誇りですし、 それを早い段階で学ばせていただいた事に感謝しています。
自分達が人をもてなす、支える側にまわった事で、 今まで当たり前に思ってきた事も、結局誰かが裏で支えてくれていたりしているということを実感できたんでしょうね。
栗山 はい。そういった経験が今のボランティア活動への意欲にもつながっているんだと思います。
良く分かりました。
私も学生時代にそういう経験をしておきたかったです。
少しお話を戻しますが、大学時代の典型的な1日の流れを簡単に教えていただけますか。
栗山 私は編入ですので取得しなければならない単位が多く残っていたのもあり、 学校では毎日朝9時から大体15時とか17時位まで授業を受けていました。
その後に学友会の活動といった感じですね。
何かアルバイトはされていましたか?
栗山 いくつかやりましたが、特に長かったのはレストランのウェイターです。
似合いそうですね。
背も高いし、すらっとした立ち姿がウェイターさんぽいです。
栗山 そうですか?(笑)
ただのレストランではつまらないので、六本木の外国の方ががたくさん訪れるレストランで働いていました。
お陰で若干英語の勉強にも役にたった気がします。
すごいですね。その六本木のレストランで何か心に残るエピソード等ありましたか?
栗山 うーん、なんでしょう・・・。
言葉が通じない事が一番苦労したかもしれません。
元々英語は全くできませんでしたので。
そうなんですか!行動力ありますね。
突然英語の環境に飛び込んで見たり、編入という行動に出るのもそうですし、 栗山さんは独立精神旺盛なんですね。
栗山 そうなんですよ(笑)。
就職活動と現在のお仕事について
では、お仕事の話に移らせていただきます。
お仕事は今何をされていらしゃいますか?
栗山 実家で経営しているテーブルウェアのメーカー会社で働いております。
基本的にはテーブルの上に乗せる物全般を扱っていますが、主にはコーヒーカップや陶器等が主流になっています。
経済学部で学んだ事は、今お役に立っておりますか?
栗山 そうですね。
私は卒業論文のテーマが「中国経済の発展について」というものだったのですが、 今も実際会社の方で中国の工場にコーヒーカップ等の商品を作ってもらったりしていますので、 そういう面では非常に役に立っていると思います。
なるほど、そうですか。
その「中国経済の発展について」というのは、具体的にはどういった内容なのでしょうか。
栗山 具体的には中国のIT化についてといったものです。
例えばインターネットの普及率が日本と比べてどうなっているかとか、 そういった事を調べていました。
では、専門学校時代に学んだパソコン関連の事と 明海大学時代に学んだ中国経済の事と、ミックスさせた様な内容が 結果的に今の仕事につながっているということですね。効率的ですね(笑)。
栗山 そうですね。たぶん結果的にだと思うのですが、すごく効率的に合理的に、 キャリアを身につけられたとは思っています。
ただ、本当はもう少し他の会社で勉強してから実家に戻りたいという思いもあったのですが、 事情もありましてそれは実現できませんでしたけれども。
では、今社会人になられて、 今の学生さん達に何かアドバイスをいただけますか。
例えば「こういった事をしたらいいよ。」とか「こういった事をしないと後悔するよ。」というようなメッセージでも良いです。
栗山 学生には時間も体力もあるので、それを活かして とにかく色々な所へ飛び込んでいってもらいたいですね。 自分がこれだと思ったら、とりあえず試してみて、そして試してから判断してほしいです。
アルバイトも重要ですが、やはりお金をもらって経験することの見返りはお金であって、 個人的にはできれば何か無償の中に見出せる価値の様なものを見つけてほしいと思うんです。
まさに栗山さんらしいお言葉ですね。
栗山 実は私は学友会に入るまではお金をもらって働くという基本的な利害関係に比較的重点をおく人間でした。 しかし、学友会に参加させていただいてその考えは大きく変化しました。それは私にとって、とてもかけがえのない大切なものになり 私の大きな財産となりました。
お金が発生しない活動でも、計算をする前に 興味があればどんんどん飛び込んでいってほしい、そしてその中での無償の関係にこそ価値があるということですね。 学校の活動もそうですし、社会でもそういった活動はたくさんありますよね。ボランティアはもちろんですし。
栗山 そういう世界があることを知った事が僕にとって財産なんですよね。 だから学生さん達にも興味を持った事があったらぜひ取り組んでいただきたいですね。学生時代にしかできない事がありますから。
同窓会について
次に、同窓会とのかかわりについてお伺いしたいと思います。
まず、同窓会についてご存知でしたか?
栗山 はい。私の先輩に当たる宇津木さんが同窓会の理事をされていますので、 お話は伺っておりました。
では、今後社会にでる学生さん達と同窓会との関わりについて、 何かご提案等ございましたら教えていただけますか。 例えば同窓会でこんな事をしたら学生さん達も参加してくるのではないか等々。
栗山 大学を離れてしまいますと、 なかなか大学との関わりを保つのは難しいし、むしろ一気に切れてしまう事が多いと思うんです。
ですから、卒業後、なるべく時間をおかずに、アフターフォローの様なイベントを開催していただけると さらに交流も深まるのではないかと思います。
時間が経てば経つほど、なんとなく気後れしてしまう所もあるかもしれませんしね。
栗山 そうなんです。
例えば卒業して何年か後にパーティーの案内状が届いて「いかがでしょうか?」と言われてもタイムラグがありすぎると思うんです。 もっとホットなうちに、例えば今日の様な卒業パーティーのすぐ後に、昨年度卒業生を呼んでパーティーを開催するのも良いのではないかと思います。
コンスタントに大学と関わる機会があれば、同窓生達の気後れも減るかもしれませんしね。
栗山 前回北陸の地区連絡会に参加したのですが、エントリーした時に参加人数を聞きましたら予定者が十数人という答えが返ってきて驚きました。全て無料でホテルでお食事までできる割には少なすぎますよね。やはり参加するのにも ちょっとした勇気が必要なんだと思います。どれだけ自分の親しい人たちが参加してるかとか。そういった事にもう少し着目して、何か工夫したら今後の卒業生同士の関わり合いも大きく変わってくると思います。
ホームページでも今回栗山さんがおっしゃっていた様に、 卒業生がなるべく近い距離でいつまでも母校を感じていられる様なホームページ作りを心がけていきたいと思います。
それででは今日はお忙しい中、長い時間ありがとうございました。